ファーマフーズ---2022年7月期通期業績予想の修正
ファーマフーズ<2929>は5日、最近の業績の動向等を踏まえ、2022年6月3日に公表した2022年7月期(2021年8月-2022年7月)の通期連結業績予想の修正を発表した。
修正後の2022年7月期通期連結業績予想数値は、売上高は前回予想比減の601.85億円(前回予想1.2%減)、営業利益は10.80億円、経常利益は12.64億円(同755.9%増)、親会社株主に帰属する当期純損失は3.74億円(前回予想は15億円の損失)となった。
修正の理由は、下期に入り機能性表示食品「シボラナイトGOLD」の受注が急増し、想定を超えるペースで定期顧客件数が増加したことから、第4四半期の同製品への広告宣伝費は約50億円を見込んでいたが、6月以降の広告コンテンツの変更等の影響により、同製品への広告宣伝費は約30億円にとどまった。
一方、「ニューモ育毛剤」の顧客獲得コストが改善傾向であったことから、広告費全体としては、10億円程度の計画比での減少となった。これにより、売上高は当初想定より減少したものの、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が押し上げられる結果となった。
なお、同社単体では、黒字を計上する見通しであることから、法人税等の計上により、親会社株主に帰属する当期純利益は赤字となる見込みとしている。
《ST》
提供:フィスコ