外為サマリー:一時1ドル139円00銭近辺に上昇、約1カ月半ぶりのドル高・円安水準
29日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=138円82銭前後と前週末の午後5時時点に比べて1円80銭程度のドル高・円安となっている。
前週末のニューヨーク市場でドル高・円安が進んだ流れを引き継ぐかたちでスタートし、朝方に138円台に乗せたあとも上値を試す展開が続いた。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が26日の講演で、高インフレの抑制について「やり遂げるまで続けなければならない」と述べるなど改めてインフレ抑制を重視する姿勢を示し、米金融引き締めの長期化観測が一段と強まったことがドル買いにつながっているもよう。この日の時間外取引で米長期金利が3.1%台に上昇したことから日米金利差の拡大が意識され、午後2時過ぎには139円00銭近辺と約1カ月半ぶりの水準まで上伸する場面があった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=0.9924ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0050ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=137円76銭前後と同1円10銭程度のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS
前週末のニューヨーク市場でドル高・円安が進んだ流れを引き継ぐかたちでスタートし、朝方に138円台に乗せたあとも上値を試す展開が続いた。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が26日の講演で、高インフレの抑制について「やり遂げるまで続けなければならない」と述べるなど改めてインフレ抑制を重視する姿勢を示し、米金融引き締めの長期化観測が一段と強まったことがドル買いにつながっているもよう。この日の時間外取引で米長期金利が3.1%台に上昇したことから日米金利差の拡大が意識され、午後2時過ぎには139円00銭近辺と約1カ月半ぶりの水準まで上伸する場面があった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=0.9924ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0050ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=137円76銭前後と同1円10銭程度のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS