株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

0951 ユーロ/円

指数
174.10
前日比
-0.17
-0.10%
比較される銘柄
米ドル/円, 
日経平均, 
NYダウ
業績
単位
-株
PER PBR 利回り 信用倍率
時価総額

銘柄ニュース

戻る
 

19日の米株式市場の概況、長期金利上昇を嫌気しダウ平均株価は反落

 19日の米株式市場で、NYダウは前日比292.30ドル安の3万3706.74ドルと反落した。

 19日発表のドイツの生産者物価指数(PPI)は前月比5.3%、前年同月比37.2%といずれも1949年の統計開始以来となる最大の伸びとなった。これを受けて、欧州中央銀行(ECB)は年末までに大幅な利上げに追い込まれるとの観測が強まり、欧州の主要国債利回りが軒並み上昇するなか、米10年債利回りもこれに追随し、一時2.99%と1カ月ぶりの水準に上昇した。また、寄り前にリッチモンド連銀のバーキン総裁が講演で、インフレが目標の2%に低下するまでFRBは必要な措置を講じると表明し、その過程でリセッションが起きる可能性もあるとしたこともあって、市場にはハードランディングへの懸念が台頭し、これらが投資家心理を冷やした。

 なかで、ウォルマート<WMT>、ビザ<V>、ホーム・デポ<HD>、ウォルト・ディズニー<DIS>、ナイキ<NKE>、ボーイング<BA>が売られ、JPモルガン・チェース<JPM>、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>や、シェブロン<CVX>、エクソン・モービル<XOM>も安い。半面、ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>、ファイザー<PFE>、メルク<MRK>などヘルスケアは底堅い動きとなり、復配と自社株買いの再開を発表したゼネラル・モーターズ<GM>、バークシャー・ハサウェイによる最大50%の株式取得を規制当局が承認したことが明らかになったオクシデンタル・ペトロリアム<OXY>も高い。なお、ニューヨーク市場の出来高概算は8億7953万株だった。

 一方、ナスダック総合指数は反落し、前日比260.127ポイント安の1万2705.215で引けた。主力ハイテク株に安いものが目立ち、アップル<AAPL>、マイクロソフト<MSFT>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>が売られ、テスラ<TSLA>、エヌビディア<NVDA>、メタ・プラットフォームズ<META>も下落した。

出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均