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今日の為替市場ポイント:米長期金利の上昇を意識してドル売り縮小も


11日のドル・円は、東京市場では133円31銭から132円43銭まで反落。欧米市場では131円74銭まで下げた後、133円14銭まで反発し、133円01銭で取引終了。本日12日のドル・円は主に133円を挟んだ水準で推移か。米長期金利の上昇を意識してリスク回避のドル売り・円買いは縮小する可能性がある。

11日発表の7月米生産者物価指数(PPI)は、前月比-0.5%と+0.2%程度の市場予想に反して低下し、前年比では6月実績の+11.3%を下回る+9.8%にとどまった。同コアPPIは前年比+7.6%で伸び率は6月実績の+8.4%を下回った。インフレ率は鈍化しつつあることを示唆する結果となった。小売価格などへの価格転嫁の動きは一巡したとの見方は増えており、消費者物価(CPI)の伸び率は今後鈍化する可能性が高いとみられる。

ただし、年末時点でもコアCPIの伸び率は前年比4%超、コアPCE価格指数は前年比3%超の水準を維持している可能性は高いため、市場参加者の間では利上げが年内で終了する可能性については否定的な見方が依然として多いようだ。2023年1-3月期まで利上げ継続を想定してドルは目先的に底堅い動きを維持する可能性がありそうだ。

《FA》

 提供:フィスコ

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