有沢製は急反騰、ディスプレー材好調で上期営業利益予想を上方修正
有沢製作所<5208>は急反騰し年初来高値を更新している。4日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)連結業績予想について、営業利益を16億円から18億円(前年同期比12.1%減)へ、純利益を13億円から21億円(同20.3%増)へ上方修正し、あわせて未定としていた配当予想を期末一括で90円(前期中間5円・期末90円)にすると発表したことが好感されている。
売上高は234億円(同7.6%増)の従来見通しを据え置いたものの、ディスプレー材料が好調なことが利益を押し上げるという。また、投資有価証券売却益を見込むことも最終利益押し上げに寄与する。なお、23年3月期通期業績予想については、純利益のみ28億円から34億円(前期比13.1%減)へ上方修正し、売上高484億円(同12.3%増)、営業利益34億円(同2.4%増)は従来見通しを据え置いた。
同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高113億2100万円(前年同期比5.0%増)、営業利益7億500万円(同31.7%減)、純利益11億6700万円(同50.2%増)だった。フレキシブルプリント配線板材料の販売が堅調だったほか、3D関連のディスプレー材料の販売が増加し増収となったが、エネルギー費や原材料価格の高騰が利益を圧迫した。
出所:MINKABU PRESS
売上高は234億円(同7.6%増)の従来見通しを据え置いたものの、ディスプレー材料が好調なことが利益を押し上げるという。また、投資有価証券売却益を見込むことも最終利益押し上げに寄与する。なお、23年3月期通期業績予想については、純利益のみ28億円から34億円(前期比13.1%減)へ上方修正し、売上高484億円(同12.3%増)、営業利益34億円(同2.4%増)は従来見通しを据え置いた。
同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高113億2100万円(前年同期比5.0%増)、営業利益7億500万円(同31.7%減)、純利益11億6700万円(同50.2%増)だった。フレキシブルプリント配線板材料の販売が堅調だったほか、3D関連のディスプレー材料の販売が増加し増収となったが、エネルギー費や原材料価格の高騰が利益を圧迫した。
出所:MINKABU PRESS