JSRは年初来安値更新、4~6月期営業大幅減で通期利益予想も引き下げ
JSR<4185>は急落。一時700円安はストップ安となる3070円まで売られ、年初来安値を更新した。1日の取引終了後に発表した4~6月期決算で営業利益が大幅減となったほか、あわせて通期営業利益見通しの下方修正も発表しており、これを嫌気した売りが先行しているようだ。
4~6月期決算は、売上収益が前年同期比13.3%増の932億9800万円、営業利益が同34.8%減の72億6700万円だった。半導体材料などを製造する主力のデジタルソリューション事業において、堅調な半導体市場や円安を背景に売り上げは伸びたものの、先行投資の増加などによって利益が減少した。
通期見通しについては、半導体材料の販売拡大が寄与する形で売上収益は4100億円から4205億円(前期比23.3%増)へ上振れ。一方、営業利益は医薬品の製造開発受託を手掛けるライフサイエンス事業が響き、575億円から560億円(同28.0%増)へ下振れする見通し。
出所:MINKABU PRESS
4~6月期決算は、売上収益が前年同期比13.3%増の932億9800万円、営業利益が同34.8%減の72億6700万円だった。半導体材料などを製造する主力のデジタルソリューション事業において、堅調な半導体市場や円安を背景に売り上げは伸びたものの、先行投資の増加などによって利益が減少した。
通期見通しについては、半導体材料の販売拡大が寄与する形で売上収益は4100億円から4205億円(前期比23.3%増)へ上振れ。一方、営業利益は医薬品の製造開発受託を手掛けるライフサイエンス事業が響き、575億円から560億円(同28.0%増)へ下振れする見通し。
出所:MINKABU PRESS