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外為サマリー:一時1ドル136円00銭台に軟化、FRB議長発言を受けたドル売り継続

 28日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=136円16銭前後と前日の午後5時時点に比べ80銭程度のドル安・円高となっている。

 27日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=136円57銭前後と前日に比べて30銭強のドル安・円高で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が米連邦公開市場委員会(FOMC)後の会見で、将来的に利上げペースを緩める可能性に言及したことで一時136円30銭台まで軟化した。

 東京市場に移ってからもドル円相場は軟調な展開で、米国の今後の利上げ幅縮小を見込んだドル売り・円買いが継続。時間外取引で米長期金利が2.7%台と3%を下回って推移していることもドルの重荷となり、午前9時00分ごろには136円03銭まで下押す場面があった。その後は日経平均株価の上昇を手掛かりに下げ渋っているものの、今晩に米4~6月期実質国内総生産(GDP)速報値の発表を控えて戻りは限定的となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0186ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0050ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=138円70銭前後と同20銭弱のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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