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外為サマリー:一時1ドル137円10銭台に上昇、日米金利差の拡大を意識

 27日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=137円07銭前後と前日の午後5時時点に比べ40銭強のドル高・円安となっている。

 26日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=136円91銭前後と前日に比べて20銭強のドル高・円安で取引を終えた。低調な米経済指標を受けて一時136円20銭台に軟化したが、欧州の景気減速懸念を背景としたユーロ売り・ドル買いが対円でのドル買いに波及するかたちで切り返した。

 この流れを引き継いだ東京市場のドル円相場は堅調な展開。時間外取引で米長期金利が上昇していることで、日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが入りやすく、午前9時50分過ぎには137円10銭台に上伸した。ただ、日本時間28日未明に発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を控えて積極的には持ち高を傾けにくく、一段と上値を追う勢いには乏しい。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0140ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0080ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=138円99銭前後と同65銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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