ダウ平均は反落 ウォルマートの見通し下方修正で不透明感が広がる=米国株概況
NY株式26日(NY時間16:20)
ダウ平均 31761.54(-228.50 -0.71%)
S&P500 3921.02(-45.82 -1.16%)
ナスダック 11562.57(-220.10 -1.87%)
CME日経平均先物 27470(大証終比:-180 -0.66%)
きょうのNY為替市場でダウ平均は反落。前日引け後にウォルマート<WMT>が、インフレや消費に対する不透明感から業績見通しを下方修正したことで小売り株中心に売りが広がっている。数十年来の高インフレに直面して消費者が支出を削減しているとの懸念が高まった。
また、本日の引け後からマイクロソフト<MSFT>やアルファベット<GOOG>を皮切りにIT・ハイテク株の決算がスタートする中、IT・ハイテク株にも売りが広り、ナスダックも大幅安となっている。
全体的には明日のFOMCの結果待ちの雰囲気も強く、下押す動きまでは見られていない。0.75%ポイントの利上げが見込まれているが、それ以上に、弱い指標も発表されつつある中、パウエルFRB議長の会見などで、9月も大幅利上げの可能性を示唆してくるか注目される。
また、悪材料のドライバーがインフレから成長懸念に切り替わる中、今週は28日木曜日に第2四半期の米GDP速報値の発表が予定されており、もしマイナス成長であれば、定義上のリセッション(景気後退)入りとなる。
F5<FFIV>が上昇。前日引け後に4-6月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。第4四半期のガイダンスも公表し、1株利益は予想を上回る見通しを示した。
貨物輸送のUPS<UPS>が下落。決算は好調だったものの、1日の平均荷物量が減少したことが嫌気された。
GEが決算を受け上昇。フリーキャッシュフロー(FCF)が予想外の黒字となった。
3M<MMM>が上昇。決算では通期について慎重な見通しを示したものの、ヘルスケア事業のスピンオフ計画を明らかにしたことが好感されている。
コカ・コーラ<KO>が決算を受け上昇。1株利益、売上高とも予想を上回ったほか、通期の中核事業売上高は予想を上回る伸びを見込んだ。
家電メーカーのワールプール<WHR>が決算を受け上昇。売上高は予想を下回ったものの、1株利益が予想を上回った。
カナダのeコマースシステムのショッピファイ<SHOP>が大幅安。取引開始前に従業員の約10%の削減が伝わった。
GMが決算受け下落。採用抑制など慎重姿勢を示した。
仮想通貨取引所のコインベース・グローバル<COIN>が大幅安。自社取引所への仮想通貨上場を巡り、米証券取引委員会(SEC)の調査を受けていると報じられた。
マクドナルド<MCD>が決算を受け上昇。既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益も予想を上回った。値上げにもかかわらず消費者の外食行動が続いている。
ウォルマート<WMT> 121.98(-10.04 -7.60%)
3M<MMM> 140.75(+6.63 +4.94%)
F5<FFIV> 159.31(+4.90 +3.17%)
UPS<UPS> 181.53(-6.38 -3.40%)
GE<GE> 71.51(+3.15 +4.61%)
コカ・コーラ<KO> 63.21(+1.02 +1.64%)
ワールプール<WHR> 168.36(+3.71 +2.25%)
コインベース<COIN> 52.93(-14.14 -21.08%)
ショッピファイ<SHOP> 31.55(-5.16 -14.06%)
GM<GM> 33.34(-1.18 -3.42%)
マクドナルド<MCD> 257.09(+6.71 +2.68%)
アップル<AAPL> 151.60(-1.35 -0.88%)
マイクロソフト<MSFT> 251.90(-6.93 -2.68%)
アマゾン<AMZN> 114.81(-6.33 -5.23%)
アルファベットC<GOOG> 105.44(-2.77 -2.56%)
テスラ<TSLA> 776.58(-28.72 -3.57%)
メタ・プラットフォームズ<META> 159.15(-7.50 -4.50%)
AMD<AMD> 85.25(-2.29 -2.62%)
エヌビディア<NVDA> 165.33(-4.91 -2.88%)
ツイッター<TWTR> 39.34(+0.10 +0.25%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ダウ平均 31761.54(-228.50 -0.71%)
S&P500 3921.02(-45.82 -1.16%)
ナスダック 11562.57(-220.10 -1.87%)
CME日経平均先物 27470(大証終比:-180 -0.66%)
きょうのNY為替市場でダウ平均は反落。前日引け後にウォルマート<WMT>が、インフレや消費に対する不透明感から業績見通しを下方修正したことで小売り株中心に売りが広がっている。数十年来の高インフレに直面して消費者が支出を削減しているとの懸念が高まった。
また、本日の引け後からマイクロソフト<MSFT>やアルファベット<GOOG>を皮切りにIT・ハイテク株の決算がスタートする中、IT・ハイテク株にも売りが広り、ナスダックも大幅安となっている。
全体的には明日のFOMCの結果待ちの雰囲気も強く、下押す動きまでは見られていない。0.75%ポイントの利上げが見込まれているが、それ以上に、弱い指標も発表されつつある中、パウエルFRB議長の会見などで、9月も大幅利上げの可能性を示唆してくるか注目される。
また、悪材料のドライバーがインフレから成長懸念に切り替わる中、今週は28日木曜日に第2四半期の米GDP速報値の発表が予定されており、もしマイナス成長であれば、定義上のリセッション(景気後退)入りとなる。
F5<FFIV>が上昇。前日引け後に4-6月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。第4四半期のガイダンスも公表し、1株利益は予想を上回る見通しを示した。
貨物輸送のUPS<UPS>が下落。決算は好調だったものの、1日の平均荷物量が減少したことが嫌気された。
GEが決算を受け上昇。フリーキャッシュフロー(FCF)が予想外の黒字となった。
3M<MMM>が上昇。決算では通期について慎重な見通しを示したものの、ヘルスケア事業のスピンオフ計画を明らかにしたことが好感されている。
コカ・コーラ<KO>が決算を受け上昇。1株利益、売上高とも予想を上回ったほか、通期の中核事業売上高は予想を上回る伸びを見込んだ。
家電メーカーのワールプール<WHR>が決算を受け上昇。売上高は予想を下回ったものの、1株利益が予想を上回った。
カナダのeコマースシステムのショッピファイ<SHOP>が大幅安。取引開始前に従業員の約10%の削減が伝わった。
GMが決算受け下落。採用抑制など慎重姿勢を示した。
仮想通貨取引所のコインベース・グローバル<COIN>が大幅安。自社取引所への仮想通貨上場を巡り、米証券取引委員会(SEC)の調査を受けていると報じられた。
マクドナルド<MCD>が決算を受け上昇。既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益も予想を上回った。値上げにもかかわらず消費者の外食行動が続いている。
ウォルマート<WMT> 121.98(-10.04 -7.60%)
3M<MMM> 140.75(+6.63 +4.94%)
F5<FFIV> 159.31(+4.90 +3.17%)
UPS<UPS> 181.53(-6.38 -3.40%)
GE<GE> 71.51(+3.15 +4.61%)
コカ・コーラ<KO> 63.21(+1.02 +1.64%)
ワールプール<WHR> 168.36(+3.71 +2.25%)
コインベース<COIN> 52.93(-14.14 -21.08%)
ショッピファイ<SHOP> 31.55(-5.16 -14.06%)
GM<GM> 33.34(-1.18 -3.42%)
マクドナルド<MCD> 257.09(+6.71 +2.68%)
アップル<AAPL> 151.60(-1.35 -0.88%)
マイクロソフト<MSFT> 251.90(-6.93 -2.68%)
アマゾン<AMZN> 114.81(-6.33 -5.23%)
アルファベットC<GOOG> 105.44(-2.77 -2.56%)
テスラ<TSLA> 776.58(-28.72 -3.57%)
メタ・プラットフォームズ<META> 159.15(-7.50 -4.50%)
AMD<AMD> 85.25(-2.29 -2.62%)
エヌビディア<NVDA> 165.33(-4.91 -2.88%)
ツイッター<TWTR> 39.34(+0.10 +0.25%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美