外為サマリー：１３８円２０銭前後で推移、日銀会合は「現状維持」で反応限定的

　２１日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後３時時点で１ドル＝１３８円２２銭前後と前日午後５時時点に比べ１０銭程度のドル高・円安。ユーロは１ユーロ＝１４１円３０銭前後と同７銭程度のユーロ高・円安で推移している。

　日銀金融政策決定会合では、金融政策の現状維持が決まった。この決定に対しては「想定の範囲内」との見方が多く、正午過ぎに結果が発表された直後に乱高下する動きもあったものの、反応は限定的で午後にかけて１３８円２０銭前後での一進一退が続いた。市場では今晩の欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会の結果発表に関心が集まっている。

　ユーロは対ドルでは１ユーロ＝１．０２２２ドル前後と同０．０００３ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。




出所：MINKABU PRESS