トヨタなど自動車株が堅調、日米金利差拡大で改めて円安の追い風を意識
トヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>など自動車株が堅調。外国為替市場では足もと1ドル=136円台をキープする動きで円安基調が維持されていることで、自動車株にとっては追い風環境にある。米国債券市場では10年債が再び売り直され、前週末終値時点で3.08%台まで上昇したが、国内では日銀が大規模金融緩和策を続ける構えに変化はなく、日米金利差拡大を背景としたドル買い・円売りの流れが継続している。トヨタは1円のドル高・円安が営業利益を400億円以上押し上げると試算されており、23年3月期想定為替レートを1ドル=115円とかなり厳しく設定していることで、大幅な為替メリットが見込まれる状況にある。
出所:MINKABU PRESS
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