テックポイント・インク---送受信用半導体、中国のBYD Autoが純正HDドライブレコーダーに採用
テックポイント・インク<6697>は9日、HD-TVI伝送技術を用いた送受信用半導体であるTP2863及びTP3810が、中国の新エネルギー自動車メーカーである比亜迪自動車販売(BYD Auto)の純正HDドライブレコーダーに採用されたことを発表。
なお、BYD Autoの2021年の新エネルギー自動車の販売台数は603,783台(出所:クリーンテクノロジー専門ニュースメディア「Clean Technica」調査)であり、テスラ社に次ぐ世界第2位の地位となっているという。
TP28633(受信用・RX)及びTP3810(送信側・ISP+TX)を採用するHDドライブレコーダーは、BYD Autoが販売する量産車の大半に搭載される予定。送信側(カメラ)と受信側(ドライブレコーダー)は、同社のHD-TVI伝送技術により連結され、高画質の画像を利用することができる。
同社は、2022年に110万セット以上のチップセットをBYDに出荷することを目標としている。
《ST》
提供:フィスコ