ソフトバンクGはカイ気配スタートで75日線上抜く、アリババ株急騰が株高後押し
ソフトバンクグループ<9984>がカイ気配スタートで続伸。5000円台前半の売り物を吸収し、中長期波動の分水嶺である75日移動平均線を上抜く動きをみせている。前日の米国株市場ではナスダック総合株価指数が300ポイントを超える上昇をみせるなどハイテクセクターへの買い戻しが加速した。ナスダック市場の動向と株価連動性の高い同社株には追い風となっている。また、同社が出資する中国電子商取引大手アリババ集団<BABA>の1~3月期決算が注目されていたが、発表された売上高・一株利益ともに市場予想を上回り、アリババの株価は15%高と急騰した。これがソフトバンクGの含み益拡大につながるとの思惑で株高を後押しする材料となっている。
出所:MINKABU PRESS
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