ブランディングテクノロジー---3Qは2ケタ増収・各利益は黒字転換、業績予想の上方修正を発表
ブランディングテクノロジー<7067>は14日、2022年3月期第3四半期(21年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比10.5%増の35.88億円、営業利益が0.81億円(前年同期は0.95億円の損失)、経常利益が0.80億円(同0.96億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.65億円(同0.22億円の損失)となった。
ブランド事業の売上高は前年同期比13.5%増の10.79億円、セグメント利益は同28.5%増の2.45億円となった。業界別に成功ノウハウを体系化し、ウェビナーを中心に新規顧客向け情報発信を強化した。得意とする医療、建築、不動産の3業界は新規顧客の獲得数が堅調に推移した。
デジタルマーケティング事業の売上高は前年同期比7.9%増の23.99億円、セグメント利益は同107.1%増の1.53億円となった。新規顧客の中でも、デジタル投資ニーズが拡大する中堅、大手企業との取引拡大を進め、セグメント売上高、利益の拡大に繋げた。また、コロナ禍の影響により広告予算が減少していた既存顧客からの売上高、利益は回復傾向にある。
オフショア関連事業の売上高は前年同期比49.8%増の1.10億円、セグメント利益は同379.6%増の0.21億円となった。沖縄に貢献するための社会貢献活動を継続的に行った結果、沖縄県内の有力企業との取引が拡大した。
2022年3月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。 売上高が前期比0.0%増の50.00億円、営業利益の0.90億円(前回予想比80.0%増)、経常利益が0.88億円(同91.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が0.66億円(同95.5%増)としている。
《YM》
提供:フィスコ