富士ソフト---2024年12月期までの3カ年新中期経営計画を策定
富士ソフト<9749>は10日、デジタル技術でIT、OTの両面からDXをリードし、顧客と社会の価値向上とイノベーションに貢献するための計画として、2022年12月期から2024年12月期までの3年間を対象期間とする中期経営計画を、新たに策定したことを発表した。
今回策定した新中期経営計画では、以下の5点について、具体的な施策を計画・実行することで、変化の激しい時代に対応し、革新し続け、安定と持続的な成長、及び付加価値向上の実現を目指すとしている。
(1)顧客への提供価値向上とDX支援(DX技術を活用した従来ビジネスの強化、新たなビジネススキーム確立)、(2)継続的な技術革新(AIS-CRMのさらなる発展と新たな分野への積極的対応)、(3)業務改革とDXへの対応(DXを活用した業務改革、社内で蓄積したノウハウを顧客へ)、(4)人財育成(様々な技術・ビジネスの変化に対応できる基礎力と応用力の育成)、(5)ガバナンス対応と強化(プライム市場ガバナンスへの確実な対応と継続的な強化)。
本中期経営計画の対象期間については、自己資本、投資、利益のバランスを考慮した財務運営おこなう。また、業績目標としては、最終年度の2024年12月期に、売上高3,000億円以上、営業利益200億円以上、営業利益率6.7%以上、ROE9.0%以上の達成を掲げている。配当方針についても見直し、配当性向35.0%以上を目標とする。
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提供:フィスコ