海運株が人気集める、超低PER・高配当利回り再評価で業種別値上がり率断トツに
日本郵船<9101>、商船三井<9104>などをはじめ海運株が買いを集め、業種別騰落で東証1部33業種中、断トツの値上がり率となっている。コンテナ船市況の高騰は人手不足などによる影響もあってサプライチェーン問題に発展しているが、構造的にはグローバル物流の回復が追い風となっており、下期も旺盛な需要は続くとみられている。大手海運株は目を見張る業績変化率に加え、PERが2倍台と超割安なほか配当利回りの高さでも群を抜いていることから、金利上昇局面におけるバリュー株投資の筆頭格として改めてマーケットの視線が向いている。
出所:MINKABU PRESS
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