ビートレンドが急反落、21年12月期営業利益予想を一転減益予想へ下方修正
ビートレンド<4020>が急反落している。15日の取引終了後、21年12月期の単独業績予想について、営業利益を1億4600万円から8900万円(前期比18.8%減)へ、純利益を1億円から6100万円(同19.7%減)へ下方修正し、増益予想から一転して営業減益予想としたことが嫌気されている。
ドラッグストア、スーパーマーケットなどの小売業で顧客管理のデジタルトランスフォーメーション(DX)に注力する企業が多く、同社のサービスに対する需要が底堅かったほか、大手の外食企業からはモバイルオーダーシステムを受注したことにより、売上高は9億8600万円から10億4000万円(同21.4%増)へ上方修正した。ただ、今期予定していた新アプリ・プッシュ通知プラットフォームへの移行に関して開発は完了したものの、全クライアント環境の移行作業が完了せず、ソフトウエアの運用原価で予想通りの金額の削減ができなかったことや、LINEミニアプリ用のプラットフォーム開発やデータセンター運用に関する戦略的追加投資などを実施したことが響いた。
なお、第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高7億4200万円(前年同期比17.9%増)、営業利益3900万円(同51.6%減)、純利益2600万円(同52.7%減)だった。
出所:MINKABU PRESS
ドラッグストア、スーパーマーケットなどの小売業で顧客管理のデジタルトランスフォーメーション(DX)に注力する企業が多く、同社のサービスに対する需要が底堅かったほか、大手の外食企業からはモバイルオーダーシステムを受注したことにより、売上高は9億8600万円から10億4000万円(同21.4%増)へ上方修正した。ただ、今期予定していた新アプリ・プッシュ通知プラットフォームへの移行に関して開発は完了したものの、全クライアント環境の移行作業が完了せず、ソフトウエアの運用原価で予想通りの金額の削減ができなかったことや、LINEミニアプリ用のプラットフォーム開発やデータセンター運用に関する戦略的追加投資などを実施したことが響いた。
なお、第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高7億4200万円(前年同期比17.9%増)、営業利益3900万円(同51.6%減)、純利益2600万円(同52.7%減)だった。
出所:MINKABU PRESS