マザーズ指数の戻り鮮明、時価総額上位の主力株買われ長短移動平均線越え
東京市場は投資家心理の改善を背景に日経平均が上値指向をみせているが、個人投資家の参戦が活発な東証マザーズ市場では、マザーズ指数が一時2%前後の上昇をみせるなど一段と戻り足を際立たせている。マザーズ指数は1120台で収れんする25日・75日移動平均線を上回る水準まで浮上、日足一目均衡表でも雲の上で下値を切り上げる展開となっており「再び個人投資家の資金の回転が利き始めている」(中堅証券マーケットアナリスト)という。マザーズ市場で時価総額トップのメルカリ<4385>をはじめJMDC<4483>、JTOWER<4485>といった銘柄が大きく買われ全体相場の押し上げに貢献している。
出所:MINKABU PRESS
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