三井松島HDが急騰し3年ぶり高値、石炭価格の高騰止まらず物色人気集中
三井松島ホールディングス<1518>が寄り後に一気に買われ続急騰、大陽線で一時271円高の1757円と値を飛ばし年初来高値を更新した。時価は2018年11月以来約3年ぶりの高値圏に突入している。中国で電力不足が問題視されているが、背景には石炭需給の逼迫がある。そうしたなか、「習近平政権は足もとで石炭の国内生産能力を引き上げる方向に政策を切り替えたが、生産地で水害による炭鉱閉鎖などが響いて供給がままならない局面を強いられている」(国内証券アナリスト)とされ、中国で石炭価格の高騰が止まらない状況にある。これを背景に、東京市場でも石炭関連株が軒並み物色される展開。同社株は信用買い残も直近急増傾向で、個人投資家の参戦が活発化していることがうかがわれる。
出所:MINKABU PRESS
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