海運株が軒並み高で業種別値上がり率断トツ、低PERと高配当利回りが拠りどころに
日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>など大手をはじめ海運株が軒並み上昇。業種別値上がり率で一時5%を上回るなど、東証1部33業種中で群を抜いての1位となっている。海運市況の高騰を背景に今期業績が様変わりとなったことで、株価も大きく居どころを変える銘柄が相次いだが、その反動で9月下旬以降は大幅反落する形を余儀なくされていた。しかし、低PERと高配当利回りが際立っていることで、目先は押し目買いの動きが優勢となっている。大手海運3社はいずれも75日移動平均線をサポートラインに戻りに転じる状況にある。
出所:MINKABU PRESS
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