海運株が再び人気化、バルチック海運指数がついに4000大台乗せ
日本郵船<9101>が東証1部売買代金首位で4日ぶりに大幅反発したほか、商船三井<9104>や川崎汽船<9107>なども郵船同様に活況高で切り返し急となっている。22年3月期はコンテナ船市況の高騰などを背景に収益が急改善、時価予想PERは郵船と商船三井が2倍台、川崎汽は1倍台と超割安水準にある。配当利回りも郵船は9%台という高い水準で押し目形成場面ではインカムゲイン狙いの買いも活発化している。また、海運市況はコンテナ船だけではなく、ばら積み船の回復も特筆される状況にあり、運賃動向を示す代表的指標のバルチック海運指数は前週末20日現在で9日続伸となり、ついに4000の大台に乗せてきた。
出所:MINKABU PRESS
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