ニチコンが3日ぶり反発、国内有力証券が目標株価を引き上げ
ニチコン<6996>が3日ぶりに反発している。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が20日付で、投資判断「オーバーウエート」を継続し、目標株価を1300円から1450円へ引き上げたことが好材料視されているようだ。
アルミ電解コンデンサの需要増加と同社の生産能力を勘案し、前提を見直したことを受けて、22年3月期の営業利益予想を40億円から50億円へ、23年3月期を同64億円から74億円へ引き上げたことが要因という。第1四半期にアルミ電解コンデンサの受注が急増し、第2四半期に入っても産機・車載を中心に増加が継続中であると指摘。現在、マレーシアの操業に制限が掛かっているが、下期以降は増産対応も進み、稼働が上昇するとしている。また、EV用フィルムコンデンサは原材料・物流費高騰が新たなコスト増要因に浮上しているが、歩留まり・生産性は着実に改善中で、今後、顧客への価格転嫁が進み、下期中に単月黒字転換と見込んでいる。
出所:MINKABU PRESS
アルミ電解コンデンサの需要増加と同社の生産能力を勘案し、前提を見直したことを受けて、22年3月期の営業利益予想を40億円から50億円へ、23年3月期を同64億円から74億円へ引き上げたことが要因という。第1四半期にアルミ電解コンデンサの受注が急増し、第2四半期に入っても産機・車載を中心に増加が継続中であると指摘。現在、マレーシアの操業に制限が掛かっているが、下期以降は増産対応も進み、稼働が上昇するとしている。また、EV用フィルムコンデンサは原材料・物流費高騰が新たなコスト増要因に浮上しているが、歩留まり・生産性は着実に改善中で、今後、顧客への価格転嫁が進み、下期中に単月黒字転換と見込んでいる。
出所:MINKABU PRESS