日鍛バルブは全体軟調地合いのなか7%高、業績高変化・割安・EVシフトで注目
日鍛バルブ<6493>が全体軟調地合いに抗して一時7%高と気を吐いた。独立系の自動車用バルブ大手メーカーで、世界的な自動車販売需要の急回復を追い風に業績は絶好調に推移しており、22年3月期営業利益は31億5000万円(前期実績1800万円)と急拡大する見通し。PERは6倍前後でPBR0.4倍前後と株価指標面で割安感が際立っている。また、中長期的にも世界的な電気自動車(EV)シフトの動きをにらんでEV領域の商品開発に早い段階から着手しており、主要顧客のホンダ<7267>をはじめ大手自動車メーカーとの連携に期待がかかる。
出所:MINKABU PRESS
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