OSGは5日移動平均線足場に急反発、今上期売上高・利益ともに2ケタ伸長を好感
OSG<6136>がカイ気配スタートで2000円大台を回復。前週末は全体波乱相場で一時1900円近辺まで水準を切り下げる場面があったが、その後は下げ渋り長い下ヒゲ陽線をつけ5日移動平均線の上で着地した。きょうは、同移動平均線を足場に一気に上値追い指向を強めている。同社が前週末9日取引終了後に発表した21年11月期上期(20年12月~21年5月)決算は、売上高が前年同期比10.8%増の612億1700万円、営業利益が同17.6%増の70億9100万円と2ケタ増収増益を達成、特に3~5月期の伸びが著しく、これを評価する買いを呼び込んでいる。同社は精密切削工具の大手メーカーだが、新型コロナウイルスの感染拡大を背景に航空機向けは低調ながら、欧州やアジアを中心に自動車向けなどが好調で全体収益を押し上げた。これを評価する買いを呼び込んでいる。
出所:MINKABU PRESS
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