海運株が業種別値上がり率トップ、世界の経済活動正常化で荷動き活発
日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>、NSユナイテッド海運<9110>など海運株が軒並み高。全般軟調地合いのなかで海運株の上昇が際立っており、東証1部33業種中で業種別値上がり率トップとなっている。国内は再び新型コロナウイルスの感染拡大傾向にあり、政府が東京都に4度目となる緊急事態宣言を発令する方針が伝わっている。しかし、世界的には米国をはじめ経済活動正常化への動きが進んでおり、景気回復に伴いコンテナ船などの荷動きが活発化している。これを背景に海運業界は収益環境の追い風が意識され、株価にポジティブに作用している。
出所:MINKABU PRESS
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