戸田工は2年9カ月ぶり高値、EV向け需要開拓し業績急回復へ
戸田工業<4100>が3連騰、連日の年初来高値更新と気を吐いている。時価は2018年10月以来2年9カ月ぶりの高値圏に浮上した。同社は磁性粉末材料のトップメーカーで2次電池正極材にも展開、独の総合化学メーカーBASFとは合弁で電池材料分野を深耕している。また、戦略事業として需要開拓するチタン酸バリウムは電気自動車(EV)向け積層セラミックコンデンサー用途などで引き合いが旺盛だ。22年3月期業績は経常損益が18億円の黒字見通し(前期実績は6億円の赤字)と急回復が見込まれている。
出所:MINKABU PRESS
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