ハイレックスが急反落、21年10月期営業利益予想を下方修正
ハイレックスコーポレーション<7279>が急反落している。前週末4日の取引終了後、21年10月期の連結業績予想について、売上高を2148億円から2236億円(前期比14.2%増)へ上方修正した一方、営業利益を63億円から56億円(前期9億5200万円の赤字)へ下方修正したことが嫌気されている。
足もとで中国や韓国、日本での売り上げが堅調に推移していることから、売上高は上振れる見通しだが、主に北米を中心に世界的な半導体不足による自動車メーカーの減産の影響が見込まれることに加えて、米国子会社での労務費や固定費の増加の影響で営業利益は下振れる見通しという。なお、最終利益は投資有価証券売却益の計上により、42億円から70億円(同35億1300万円の赤字)へ上方修正した。
また、上限を40万株(発行済み株数の1.05%)、または5億円を上限とする自社株買いを実施するとあわせて発表した。取得期間は6月7日から8月31日で、経営環境の変化に対応できる機動的な資本政策の遂行及び株主への利益還元が目的という。
なお、同時に発表した第2四半期累計(20年11月~21年4月)決算は、売上高1154億9200万円(前年同期比8.4%増)、営業利益34億9400万円(同2.7倍)、最終利益60億400万円(同13.5倍)だった。
出所:MINKABU PRESS
足もとで中国や韓国、日本での売り上げが堅調に推移していることから、売上高は上振れる見通しだが、主に北米を中心に世界的な半導体不足による自動車メーカーの減産の影響が見込まれることに加えて、米国子会社での労務費や固定費の増加の影響で営業利益は下振れる見通しという。なお、最終利益は投資有価証券売却益の計上により、42億円から70億円(同35億1300万円の赤字)へ上方修正した。
また、上限を40万株(発行済み株数の1.05%)、または5億円を上限とする自社株買いを実施するとあわせて発表した。取得期間は6月7日から8月31日で、経営環境の変化に対応できる機動的な資本政策の遂行及び株主への利益還元が目的という。
なお、同時に発表した第2四半期累計(20年11月~21年4月)決算は、売上高1154億9200万円(前年同期比8.4%増)、営業利益34億9400万円(同2.7倍)、最終利益60億400万円(同13.5倍)だった。
出所:MINKABU PRESS