ケルは3日続伸、半導体製造装置向けなど受注回復し21年3月期業績は計画上回る
ケル<6919>は3日続伸している。前週末23日の取引終了後、集計中の21年3月期連結業績について、売上高が96億円から101億6300万円(前の期比4.0%減)へ、営業利益が7億1000万円から9億8800万円(同3.7%減)へ、純利益が4億6000万円から7億2500万円(同3.3%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。
新型コロナウイルス感染拡大の影響が第3四半期以降も残ると予想していたが、企業の生産活動の正常化や設備投資需要の回復を受けて、半導体製造装置・制御装置・省力機器などの工業機器市場や、車載機器市場、画像機器市場の受注が計画以上の水準で推移した。また、減価償却費の減少に加えて、諸経費の抑制を徹底したことも寄与した。同時に21円を予定していた期末配当を23円にすると発表した。年間配当は41円(前の期39円)となる。
出所:MINKABU PRESS
新型コロナウイルス感染拡大の影響が第3四半期以降も残ると予想していたが、企業の生産活動の正常化や設備投資需要の回復を受けて、半導体製造装置・制御装置・省力機器などの工業機器市場や、車載機器市場、画像機器市場の受注が計画以上の水準で推移した。また、減価償却費の減少に加えて、諸経費の抑制を徹底したことも寄与した。同時に21円を予定していた期末配当を23円にすると発表した。年間配当は41円(前の期39円)となる。
出所:MINKABU PRESS