インスペック急反落、21年4月期業績予想を下方修正し配当は未定に変更
インスペック<6656>が急反落している。同社は25日取引終了後に、21年4月期通期の連結業績予想を修正。営業損益見通しは従来の1億7000万円の黒字から3億7300万円の赤字(前期は4400万円の黒字)に引き下げた。
売上高見通しは前期比27.0%減の17億1500万円(従来予想は24億円)に下方修正した。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、マレーシア・タイ・中国向けユーザーの案件で設置引き渡しや商談の遅れなどが発生し、当初予定していた売り上げがずれ込む見通しとなったことが主な要因。また、退職給付費用を計上したことが営業損益の重荷となった。加えて、子会社の株式評価損計上に伴い、のれんの減損処理による特別損失を計上することで、最終損益も10億3900万円の赤字(従来予想は1億円の黒字)に引き下げた。期末一括配当については、従来計画の3円から未定に変更している。
出所:MINKABU PRESS
売上高見通しは前期比27.0%減の17億1500万円(従来予想は24億円)に下方修正した。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、マレーシア・タイ・中国向けユーザーの案件で設置引き渡しや商談の遅れなどが発生し、当初予定していた売り上げがずれ込む見通しとなったことが主な要因。また、退職給付費用を計上したことが営業損益の重荷となった。加えて、子会社の株式評価損計上に伴い、のれんの減損処理による特別損失を計上することで、最終損益も10億3900万円の赤字(従来予想は1億円の黒字)に引き下げた。期末一括配当については、従来計画の3円から未定に変更している。
出所:MINKABU PRESS