Jエレベータの戻り足鮮明、M&A駆使しコロナ禍でも高成長路線をまい進
ジャパンエレベーターサービスホールディングス<6544>が4連騰。年初に2767円の上場来高値をつけた後は利益確定の売りに漸次水準を切り下げる動きにあったが、今週明け18日に75日移動平均線近辺をターニングポイントに大陽線で切り返し、戻り足を鮮明としている。エレベーターの保守・保全やリニューアル事業を展開、高い価格競争力を武器にシェア拡大が進んでいる。また、M&Aを駆使した業容拡大効果も顕著。中小企業などの事業承継に絡みM&A戦略が進めやすくなっており、国内の独立系エレベーター保守会社6社を傘下に収め営業エリアを拡張している。更に直近では今週19日に東京エレベーター(東京都中央区)の株式を取得し子会社化することを発表した。Jエレベータはここ数年来、急速に収益を伸ばしており、21年3月期はコロナ禍にあっても営業31%増益予想と大幅な伸びを継続し、ピーク利益更新見込み。
出所:MINKABU PRESS
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