東亜石油がS高カイ気配、出光興産による、TOB価格2450円にサヤ寄せ
東亜石油<5008>がストップ高の2397円水準でカイ気配となっている。親会社である出光興産<5019>が15日の取引終了後、同社の完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表しており、TOB価格2450円にサヤ寄せする格好となっている。
出光興産は現在、東亜石株式の50.12%を所有しているが、完全子会社化することでグループの石油製品生産体制の最適化を目指しつつ、国内石油製品需要の減少や脱炭素社会に向けた動きに対応し、経営の効率化や意思決定の迅速化を図るのが狙い。買付予定数は620万5484株(下限205万8875株、上限設定なし)で、買付期間は20年12月16日から21年2月2日まで。なおTOB成立後、東亜石は所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、これを受けて東京証券取引所は東亜石株式を12月15日付で監理銘柄(確認中)に指定している。
出所:MINKABU PRESS
出光興産は現在、東亜石株式の50.12%を所有しているが、完全子会社化することでグループの石油製品生産体制の最適化を目指しつつ、国内石油製品需要の減少や脱炭素社会に向けた動きに対応し、経営の効率化や意思決定の迅速化を図るのが狙い。買付予定数は620万5484株(下限205万8875株、上限設定なし)で、買付期間は20年12月16日から21年2月2日まで。なおTOB成立後、東亜石は所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、これを受けて東京証券取引所は東亜石株式を12月15日付で監理銘柄(確認中)に指定している。
出所:MINKABU PRESS