日本調剤が一時9%高と急騰、国内大手証券は新規「1」でカバレッジ開始
日本調剤<3341>が急騰。株価は一時、前日に比べ9%高に買われた。SMBC日興証券は7日、同社株の投資判断を新規「1」でカバレッジを開始した。目標株価は2100円とした。調剤薬局大手の同社株を評価する要因として(1)医薬品製造業販売事業で大型投資が一巡し、業界有数の製錠能力を得たことで、スケールメリットを生かした収益性拡大が追求できる(2)安定した店舗純増の維持が見込めるうえに、新型コロナウイルスの影響で企業の買収価格が落ち着いた際に新社長のもとで積極的なM&A参入が見込める(3)2年に1度の診療報酬改定による技術料取得のハードル引き上げや新型コロナによる受診抑制などネガティブな影響はおおむね株価に織り込まれている――ことを挙げている。また、調剤や後発医薬品市場の再編は同社にとって好機になるとみている。
出所:MINKABU PRESS
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