川口化が一時S高、医療用ゴム拡販で上期営業利益2.8倍
川口化学工業<4361>が急反発し、一時ストップ高の1115円に買われている。前週末3日の取引終了後に発表した第2四半期累計(19年12月~20年5月)連結決算が、売上高33億7000万円(前年同期比9.5%減)、営業利益8300万円(同2.8倍)、最終利益6300万円(同3.1倍)と大幅増益となったことが好感されている。
新型コロナウイルスの感染拡大による影響を受け、自動車関連産業の一部操業停止や生産調整により受注が減少し、売上高は計画していた37億円から下振れて着地した。ただ、品質・技術面で優位性を持つ医療用ゴム薬品や医療用製品の拡販による利益確保を図ったほか、効率的生産体制の実施や原料安定調達によるコストダウンを図ったことが利益押し上げに寄与し営業利益は計画の6000万円を上振れた。
なお、従来は売上高76億円、営業利益1億8000万円、最終利益1億3000万円を見込んでいた20年11月期通期業績予想は、新型コロナウイルス感染症の影響により、現段階において合理的に算定することが困難であるとして未定としている。
出所:MINKABU PRESS
新型コロナウイルスの感染拡大による影響を受け、自動車関連産業の一部操業停止や生産調整により受注が減少し、売上高は計画していた37億円から下振れて着地した。ただ、品質・技術面で優位性を持つ医療用ゴム薬品や医療用製品の拡販による利益確保を図ったほか、効率的生産体制の実施や原料安定調達によるコストダウンを図ったことが利益押し上げに寄与し営業利益は計画の6000万円を上振れた。
なお、従来は売上高76億円、営業利益1億8000万円、最終利益1億3000万円を見込んでいた20年11月期通期業績予想は、新型コロナウイルス感染症の影響により、現段階において合理的に算定することが困難であるとして未定としている。
出所:MINKABU PRESS