ベルシステム24ホールディングス---ソニーのAI技術によるコンタクトセンター運用に特化したサービスの提供開始
ベルシステム24ホールディングス<6183>は2日、ソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)と、独自開発の人工知能(AI)技術により業務効率改善に寄与するコンタクトセンター運用に特化したサービスの提供を開始したことを発表。
同サービスは、コンタクトセンター業務での利用に特化した高精度なAI検索エンジン「Mopas(TM)(モーパス)」と、AIナレッジメンテナンス機能「KnowledgeCreator(TM)(ナレッジクリエーター)」で構成され、顧客からのメールなどの問い合わせ対応業務の効率化と削減につなげるものである。
数社での試験運用におけるクライアント企業での導入実績は、メールの問い合わせ件数69.7%の削減や、FAQカバレッジの40%以上の向上などの成果をあげている。
同社は、主に顧客向け製品開発、営業活動を担い、ソニーCSLは、AIのアルゴリズム開発などの機能・性能向上のための研究開発を推進する。
同社のコンタクトセンターの現場における業務フローの知見と、ソニーCSLのAI研究の知見を組み合わせ、業務効率向上やコミュニケーターの負担軽減、顧客の利便性向上を目指す。
《ST》
提供:フィスコ