地域新聞社が反落、20年8月期業績予想の再下方修正を嫌気
地域新聞社<2164>が反落。1日取引終了後、20年8月期連結業績予想の下方修正を発表したことが嫌気されている。売上高は38億1300万円から32億1000万円(前期比19.6%減)に見直したほか、営業損益は3900万円の赤字から3億2200万円の赤字(前期は2200万円の黒字)、最終損益は4200万円の赤字から2億9700万円の赤字(同2200万円の黒字)に修正した。同社は4月1日に今期業績の赤字転落への見直しを発表しており、今回は再度の下方修正となった。新型コロナウイルスの影響で「新聞等発行事業」や「折込チラシ配布事業」に顧客の広告出稿キャンセルの影響が出ていたが、4月に発令された緊急事態宣言で店舗の営業自粛が広がり業績は一段と悪化した。同時に今期末に予定していた3円の配当は見送り、無配(前期比3円減)とすることも明らかにした。
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS