アンジェスは乱高下、急騰後に売り集中
アンジェス<4563>が乱高下、一時432円高の2455円まで買われた後に急反落。ウリ気配のまま2000円台を大きく割り込み一時468円安の1555円まで売り込まれた。大阪大学発のバイオベンチャーで3月初旬に同大学などと共同で新型コロナウイルスの予防用DNAワクチンの開発に取り組むことを発表し、これが人気化の発端となったが、その後、同プロジェクトへの参画企業が相次いだことから、株価は連日の急騰で前日はストップ高に買われる人気となっていた。一方で、個人の信用買い残が急増しており、これに呼応して「国内ネット証券には外資系証券などから貸し株要請が入っている」(中堅証券マーケットアナリスト)状況が指摘されており、売り仕掛けなどに対する警戒感も浮上していた。
出所:MINKABU PRESS
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