アンジェスが一時ストップ高、新型コロナの感染を防ぐDNAワクチン開発に着手
アンジェス<4563>が大幅続伸、一時値幅制限上限となる80円高は507円まで買われる人気となった。同社は大阪大学発のバイオベンチャーで遺伝子治療薬の開発を手掛けている。5日、新型コロナウイルスの感染を防ぐDNAワクチンを大阪大学と共同で開発に乗り出すことを発表、これを材料視する買いが集まった。開発するのは、DNAプラスミド製造技術を用いた新型コロナウイルス向け予防用ワクチンで、日本企業がワクチン開発に乗り出す初めての事例ということもあって株価にインパクトを与えた。ただ、2月に資金調達のために新株予約権の発行を発表するなど株式需給面に難点を抱えており、ストップ高に買われた後は戻り売りを浴び伸び悩んでいる。
出所:MINKABU PRESS
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