マナックが気配値のまま水準切り上げ、今3月期業績予想を大幅増額
マナック<4364>が寄り付き大口の買いに値がつかず、気配値のまま株価を上昇させている。同社は前週末7日取引終了後に20年3月期の業績予想を大幅上方修正、営業利益段階で従来予想の4億4000万円から5億2000万円(前期比65%増)に増額しており、これを材料視する形で短期資金の流入が加速している。ファインケミカル事業における高採算商品などが売り上げを伸ばし、利益押し上げに寄与している。株価は、ここ新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大に絡む思惑から、需給主導の大相場を演じていたが、直近はその反動で急な調整局面を強いられていた。しかし、きょうは業績評価で改めて買い直されている。
出所:MINKABU PRESS
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