NCS&Aが急反騰、ホテル関連システム好調で20年ぶり高値圏をまい進
NCS&A<9709>が急反騰、一時11.6%高と値を飛ばし連日の昨年来高値更新。時価は2000年以来約20年ぶりの高値圏で、実質的に戻り売り圧力のない青空圏を走る展開となっている。独立系のソフト開発会社で、成長領域の AI・IoT分野に傾注、大手企業からのシステム可視化ソリューションへの引き合いが旺盛だ。ホテル関連システムに強く、東京五輪を境に再び増勢が予想される訪日客需要を背景にホテル関連のシステム更新ニーズを取り込むことが予想される。ホテルの宿泊システム全般においてはNEC<6701> のトータルパッケージソフトを販売するほか、自社の主力製品では宿泊インターネット予約システム「i-honex」で高い実績を誇る。20年3月期営業利益は従来予想の7億円から8億8000万円(前期比28%増)に大幅増額、期末配当も従来計画の12円から倍増の24円に引き上げるなど、株主還元姿勢も評価されている。
出所:MINKABU PRESS
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