安川電、ファナックなど高い、米中協議の第1段階合意観測で買い優勢
安川電機<6506>、ファナック<6954>、SMC<6273>など設備投資関連株が揃って上値を指向している。15日に対中制裁関税第4弾の全面発動期限を迎えるなか、米中貿易交渉の行方に注目が集まっていたが、前日にブルームバーグ通信などが、米中両国が貿易協議の第1段階で原則合意に達したと報道しており、市場マインドを急改善させた。これを受け、前日の米国株市場ではキャタピラーなど中国向け売上比率の高い銘柄が買われており、この流れが東京市場にも波及、中国関連に位置付けられる機械セクターに投資資金を誘導している。
出所:MINKABU PRESS
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