MDVが大幅反落、19年12月期営業利益予想を上方修正も市場予想に届かず
メディカル・データ・ビジョン<3902>が大幅反落している。11日の取引終了後、19年12月期の連結業績予想について、営業利益を5億円から6億5000万円(前期比84.9%増)へ、最終利益を2億7900万円から4億円(同5.8倍)へ上方修正したが、営業利益で7億円強を見込んでいた市場予想に届かないことから、失望売りが出ているようだ。
患者自身が診療情報の一部を保管・閲覧できるWEBサービス「カルテコ」と、患者が自由に支払い条件を設定できる医療費後払いサービス「CADA決済」などを融合した、既存の電子カルテと連結させる病院向けデジタル健康ソリューション「CADA-BOX」の目標受注件数の未達成や、重点子会社の新規事業の進捗の遅れなどで売上高は42億5000万円から38億4000万円(同7.3%増)へ下方修正した。ただ、利益率の高いデータ利活用サービスのアドホック調査が伸長するとともに、従業員一人当たりの生産性向上に取り組んだことが販管費の抑制につながり利益を押し上げるとしている。
なお、第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高27億5700万円(前年同期比14.7%増)、営業利益4億6100万円(前年同期1800万円の赤字)、最終利益3億1100万円(同1億4200万円の赤字)だった。
出所:MINKABU PRESS
患者自身が診療情報の一部を保管・閲覧できるWEBサービス「カルテコ」と、患者が自由に支払い条件を設定できる医療費後払いサービス「CADA決済」などを融合した、既存の電子カルテと連結させる病院向けデジタル健康ソリューション「CADA-BOX」の目標受注件数の未達成や、重点子会社の新規事業の進捗の遅れなどで売上高は42億5000万円から38億4000万円(同7.3%増)へ下方修正した。ただ、利益率の高いデータ利活用サービスのアドホック調査が伸長するとともに、従業員一人当たりの生産性向上に取り組んだことが販管費の抑制につながり利益を押し上げるとしている。
なお、第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高27億5700万円(前年同期比14.7%増)、営業利益4億6100万円(前年同期1800万円の赤字)、最終利益3億1100万円(同1億4200万円の赤字)だった。
出所:MINKABU PRESS