アドウェイズがＳ安、１９年３月期業績予想を上方修正も市場予想に届かず

　アドウェイズ<2489>が２日の取引終了後、１９年３月期の連結業績予想について、売上高を４２０億円から４３０億円（前期比３．６％増）へ、営業利益を５億円から７億５０００万円（同２．５倍）へ、純利益を１億９０００万円から３億５０００万円（同３８．９倍）へ上方修正したが、営業利益で９億円前後を見込んでいた市場予想を下回ったことから失望売りが出ているようだ。

　上方修正は、上期にスマートフォン向け広告で自社プロダクトの「ＵＮＩＣＯＲＮ」が順調に拡大したことに加えて、パソコン向け広告が自社プロダクトの「ＪＡＮｅｔ」を中心に堅調に推移したことや、大型のアプリプロモーションを受注したことが寄与する見通し。また、海外事業を中心に前期から継続している選択と集中の効果が表れたことも利益押し上げに貢献するとしてる。

　なお、同時に発表した第２四半期累計（４～９月）決算は、売上高２２４億８８００万円（前年同期比５．８％増）、営業利益５億６６００万円（同５０．２％増）、最終損益２億６２００万円の黒字（前年同期３００万円の赤字）だったが、７～９月期では２７．９％営業減益となっており、これもネガティブ視されているようだ。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）

最終更新日：2018年11月06日 12時30分