ＴＢＣＳＣＡＴは大幅反落、第３四半期累計営業利益２倍も５～７月期は１１％減益

　ティビィシィ・スキヤツト<3974>は大幅反落している。１１日の取引終了後に発表した第３四半期累計（１７年１１月～１８年７月）は、売上高１９億９１００万円（前年同期比６．６％増）、営業利益１億２９００万円（同２．０倍）、純利益８１００万円（同２．６倍）と大幅増益となったが、５～７月期では１１．５％営業減益となっており、足もとの業績悪化を警戒した売りが出ている。

　美容サロン向けＩＣＴ事業で入れ替え時期が到来している中規模サロンの買い替え案件の進捗がやや鈍化していることに加えて、ネットワーク連結の構築などシステム開発に着手したことが影響したようだ。

　なお、１８年１０月期通期業績予想は、売上高２６億３５００万円（前期比２．４％増）、営業利益１億６６００万円（同９．９％増）、純利益１億３００万円（同０．９％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）