コマツ<
6301>が5%高、日立建機<
6305>が6%高に買われるなど建機株が後場一段高に買われている。市場では「米中貿易摩擦で逆風環境にあった中国だが、景気減速懸念を受けて政府が景気テコ入れ策に動くとの思惑が浮上していた。具体的な話はまだ伝わっていないが、きょうの国務院で財政政策を積極化するとの方針が示され、現地では政策発動を織り込む形で上海総合指数が上昇している」(準大手証券ストラテジスト)という。コマツは6月28日、日立建機も7月9日に年初来安値をつけてまだ日が浅く、戻り相場初動との認識が買い戻しや値ごろ感からの追随買いを誘導している。
出所:
みんなの株式(minkabu PRESS)