日本通信の急騰続く、フィンテック関連で需給相場加速
日本通信<9424>が連日の急騰、前日まで2日連続のストップ高と気を吐いたが、きょうも目先筋の利益確定売りを完全に吸収して上値追い加速、株価はストップ高目前の298円まで買われ3日間で約2.5倍と急変貌した。5月末に複数の地銀と共同で、フィンテックプラットフォームの実証実験をすると発表したことが物色人気化の発端。同実験は金融庁の「Fintech実証実験ハブ」の支援案件に決まったこともあり、国策追い風との思惑が投機資金流入に弾みをつけた。今月1日には日証金が同社株について、4日約定分から制度信用取引の新規売りおよび買いの現引きに伴う貸借申し込み停止を発表するなど、早々に信用規制がかかったが、貸株制限が逆に需給相場の色彩を強める形となった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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