トヨタ自動車<
7203>は売り買い交錯もやや売り物に押される展開。足もと外国為替市場では1ドル=109円90銭近辺の推移と円安が進んでいる。2月初旬以来となり1ドル=110円台が意識されるなか、円安が収益メリットとなる自動車セクターにはフォローの風となる。トヨタの決算発表はゴールデンウイーク明け後の9日に予定されているが、円安の進行は19年3月期の業績見通しに対する市場のコンセンサスにもポジティブに働くことが予想される。ただ、同社株は前日まで7日続伸と上値追いを続けてきたこともあり、目先利益確定売り圧力も表面化、その分上値も重くなっている。
出所:
みんなの株式(minkabu PRESS)