DDホールディングス---M&Aおよび既存店の順調な推移等により、大幅増収増益を達成。連結業績予想も増収増益見込み。
DDホールディングス<3073>は13日、2018年2月期(2017年3月-2018年2月)連結決算を発表した。売上高が前期比47.8%増の450.77億円、営業利益が同34.4%増の22.04億円、経常利益が同54.8%増の22.23億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同55.8%増の10.10億円となった。
連結子会社を含めた店舗展開状況は、19店舗の新規出店、6店舗の業態変更、15店舗の退店により直営店舗数は425店舗となった。
飲食事業では、既存ブランドのブラッシュアップを行いながら、業容拡大並びにブランドポートフォリオの拡充、昨年6月1日より連結子会社化したゼットン<3057>及び商業藝術(本社:東京都渋谷区)とのシナジー効果の創出に取り組んだ。
アミューズメント事業では、各種キャンペーンを実施するなど新規顧客の獲得施策を進めるとともに店舗内で複数コンテンツを楽しむ回遊性の向上にも注力し、既存店舗のブラッシュアップに努めた。また、複合カフェ各店においては、シアタールームの充実やブース改修等の設備強化施策、仮想現実が楽しめるVRサービス「VIRTUAL GATE」の新規導入、パーティー需要の獲得など新規顧客の獲得施策に注力し、顧客満足度の向上に努めた。
2019年2月通期の連結業績予想については、売上高が前期比13.3%増の510.78億円、営業利益が同14.7%増の25.29億円、経常利益が同16.8%増の25.97億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同38.8%増の14.02億円を見込んでいる。
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提供:フィスコ