泉州電業---1Qは営業利益が3.2%増、民間設備投資向け電線の需要が底堅く推移。自社株買いも実施へ
泉州電業<9824>は5日、2018年10月期第1四半期(17年11月-18年1月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比12.8%増の204.70億円、営業利益が同3.2%増の7.99億円、経常利益が同4.6%増の8.76億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同6.0%増の5.95億円となった。
提案型営業の推進、配送体制の強化、新規得意先の開拓及び既存得意先の深耕、新商品の拡販など積極的な営業展開を図った。その結果、建設需要の緩やかな持ち直しや銅価格の上昇による増収効果要因に加え、民間設備投資向け電線の需要が底堅く推移した。
2018年10月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.1%増の780.00億円、営業利益が同10.9%増の35.50億円、経常利益が同7.7%増の37.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同10.5%増の25.30億円とする期初計画を据え置いている。
また、2月28日に自社株買いを発表している。発行済株式数(自社株を除く)の1.48%にあたる15万株、金額で5億円を上限とし、取得期間は2018年3月6日から2018年7月31日まで。
《MW》
提供:フィスコ