新日本建物<
8893>が7日続伸と上値指向を強めている。同社はマンションや戸建て分譲事業を手掛けるが、低金利環境下で都市部での投資用マンション需要が増勢となるなか、その恩恵を受けている。訪日観光客の急増も、不動産流動化事業を手掛ける同社にとって追い風となる。18年3月期は本業のもうけを示す営業利益が8億8000万円(前期比5.4%増)と増益を見込むが、上振れる可能性もある。4月に任期満了を迎える日銀黒田総裁の再任が濃厚視されるほか、副総裁人事など安倍政権下でのリフレ路線継続の思惑も株価の先高期待につながっている。
出所:
みんなの株式(minkabu PRESS)