ぱど---3Q売上高は前年同等を確保、経営改善が順調に進み、今期は計画達成見込み
ぱど<4833>は13日、2018年3月第3四半期(2017年4月-2017年12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期並みの50.98億円、営業損失が0.23億円(前年同期は3.22億円の損失)、経常損失が0.22億円(同3.08億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.46億円(同5.17億円の損失)となった。
営業組織の強化、従来の家庭ポスティング型媒体の品質向上に着手した事に加え、毎月の読者アンケートを実施するなど、エリア毎の媒体内容改善アクションを繰り返し、クライアントに求められる媒体作りを行った。また、Web分野への広がりにも着手し、他社アプリに広告情報を配信する情報連携施策を実施した。昨年8月より開始した人材派遣・人材紹介事業もクライアント・求職者双方から多数のオーダーを獲得できている。それら事業面の強化と併せて、RPAツールの導入、社内チャットシステムの導入などのシステムインフラ整備を実施したことで、社内コミュニケーションロスの削減、社員の労働生産性向上を実現した。
2018年3月通期の業績予想は、売上高が前期比5.7%増の74.00億円、営業利益が2.30億円、経常利益が2.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が1.60億円とする期初計画を据え置いている。
《MW》
提供:フィスコ